埼玉県知事選挙 投票率23.76% 全国最低を更新

埼玉県知事選挙 投票率23.76% 全国最低を更新

埼玉県知事選挙の投票率は、全国の知事選挙で過去最低となる23.76%でした。

投票率を市部と町村部で分けて見ると、
▼市部は23.25%、
▼町村部は30.80%でした。
市区町村別に見ると、
▼最も低かったのは八潮市の17.84%で、
▼次いで川口市の19.80%、
▼三郷市の19.94%で、
この3つの市が20%を下回りました。
川口市は当選した大野氏の地元です。

一方、
▼最も高かったのは小川町の54.47%で、
▼次いで東秩父村の48.55%、
▼杉戸町の40.71%でした。
40%を超えたのはこの3つの町と村だけで、このうち小川町と杉戸町では、知事選挙とあわせて町議会議員選挙も行われていました。

期日前投票では、有権者全体の7%余りにあたる45万139人が投票しましたが前回・4年前よりも8万6000人余り減りました。
制度の導入以来、前回まで増え続けましたが、今回、初めて減少に転じました。

今回の選挙を含めたこれまでの全国の知事選挙の投票率を低い順に見ると、
▼今回、令和5年の埼玉県知事選挙の23.76%、
▼平成23年の埼玉県知事選挙の24.89%、
▼昭和56年の千葉県知事選挙の25.38%、
▼平成27年の埼玉県知事選挙の26.63%、
▼平成17年の広島県知事選挙の27.14%となり、
埼玉県知事選挙が下から5つのうち3つを占める結果となりました。