高校生がスマホ操作の“指導役” 高齢者の講習会 新座

埼玉県新座市で高齢者がスマートフォンの使い方を学ぶ講習会が開かれ、高校生が指導役として参加しました。

この講習会は、高校生と地域の高齢者の交流を深めようと新座市の大和田公民館が開いたもので、近くの県立新座柳瀬高校ボランティア交流体験部の6人が、指導のサポート役として参加しました。
講習会には60代から80代までの16人が参加して、講師からライトや電卓のアプリの使い方を始め、自分の声で操作したり入力したりする方法の説明を受けました。
中にはスマートフォンを使い始めて3か月という人もいて、生徒たちは、姿勢を低くして参加者一人ひとりに、一緒に操作しながら説明していました。
60代の女性は「高校生のサポートは優しくて親切で、感じがよかったです」と話していました。
女子生徒は「年配の方なので優しい口調で目線を合わせて教えました。機種が違って自分も分からないことがあったけれど、他のメンバーと協力してサポートすることができました」と話していました。