埼玉県 知事選挙 期日前投票所に “ガチャ”設置 松伏町

来月6日が投票日となる埼玉県知事選挙の投票率のアップにつなげようと、埼玉県松伏町は、期日前投票に有権者と訪れた子どもたちを対象に、ハンドルを回すとキーホルダーなどが入ったカプセルが出てくる機械を設置しました。

この取り組みは、若い世代の投票率の向上を図るとともに、子どもたちに選挙を身近に感じてもらおうと、松伏町選挙管理委員会が今回、初めて行ったものです。
期日前投票所の町役場の会議室には、ハンドルを回すと、カプセルが出てくる機械が設置され、有権者と一緒に投票所に来場した子どもたちがハンドルを回して、カプセルを受け取っていました。

カプセルの中には、町のPRキャラクターの「マップー」などが描かれたキーホルダーや合成樹脂のスタンドが入っていて、カプセルを開けた子どもは手のひらにのせたりして喜んでいました。
母親と一緒に訪れた12歳の男の子は、「楽しかったです。18歳になったら、必ず選挙に行きたいです」と話していました。

松伏町選挙管理委員会関根光芳書記長補佐は「この『ガチャ』をきっかけに、子ども連れや若い世代の選挙離れの防止につなげたい」と話していました。
この機械は、8月5日まで行われている、期日前投票の投票所に設置されていて、キーホルダーなど500個が用意されているということです。