県内 さいたまで38.5度など危険な暑さ 天気急変にも注意

県内 さいたまで38.5度など危険な暑さ 天気急変にも注意

埼玉県内は12日も気温が上がり、さいたま市で38.5度を観測するなど各地で危険な暑さとなりました。
一方、県内は突風の被害が相次いだ11日に続いて、12日夜遅くにかけても大気の状態が非常に不安定となる見込みで気象台は天気の急変に注意するよう呼びかけています。

県内は12日も気温が上がり、日中の最高気温はさいたま市で38.5度、越谷市で38.4度、所沢市で38度、秩父市で37.2度を観測するなど各地で危険な暑さとなりました。
埼玉県によりますと、熱中症の疑いで救急搬送された人の数は12日午後4時の時点で94人にのぼり、今シーズンに入って2番目に多くなりました。
熱中症への厳重な警戒を続け、我慢せずに冷房を適切に使用するほか、のどが渇いていなくても定期的に水分を補給し、特別な場合以外は運動を行わないなど、対策を徹底してください。
13日はいくぶん気温が下がり、最高気温はさいたま市、熊谷市、それに秩父市でそれぞれ33度と予想されています。
一方、県内は前線に向かって流れ込む暖かく湿った空気と上空の寒気に加えて、日中の気温上昇の影響で、突風の被害が相次いだ11日に続いて、12日夜遅くにかけても大気の状態が非常に不安定となる見込みで天気が急変するおそれがあります。
気象台は落雷や竜巻などの激しい突風、ひょう、それに局地的な激しい雨に注意するよう呼びかけています。
また、発達した積乱雲が近づく兆しがある場合は、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。