赤ちゃんの健やかな成長願う伝統行事「初山」 埼玉 行田

赤ちゃんの額にはんこを押して健やかな成長を願う「初山」と呼ばれる伝統行事が、埼玉県行田市の神社で行われています。

埼玉県行田市にある前玉神社の「初山」は神社の階段を上って参拝し、朱色のはんこを赤ちゃんの額に押してもらうことで、富士山に登ったのと同じ御利益があるとされる伝統行事です。
古墳の上に建てられた本殿では予約していた家族連れが訪れ、神職からおはらいを受けたあと、赤ちゃんの額に直径2センチほどの赤いはんこを押してもらっていました。
中には嫌がって泣き出したりする赤ちゃんもいました。
埼玉県内から訪れた母親は、「私もここで初山を経験しました。子どもにも健康に育ってほしいです」と話していました。
前玉神社の「初山」は、事前に予約が必要で、今月15日まで行われています。