埼玉 加須 「うどんの日」を前に 地元産小麦粉のうどん給食

うどんが名物の埼玉県加須市の小中学校などで、市の条例で6月25日を「うどんの日」に定めているのにちなみ22日、給食で児童や生徒たちが地元産の小麦粉でつくったうどんを味わいました。

加須市は、江戸時代に地元の寺が、今の群馬県の館林城の城主にうどん粉を贈り、お礼の書状を受け取ったことにちなんで、書状に記された6月25日を市の条例で「うどんの日」と定め、まちおこしなどに取り組んでいます。
22日は、うどんの日を広く知ってもらおうと、市内に22ある公立の小中学校と幼稚園の給食で地元産の小麦粉を使ったうどんが出されました。
このうち、大越小学校の4年生と5年生の教室ではあわせて12人の児童が地元でとれたなすなどを甘辛く煮込んだ「なす南蛮汁」と一緒においしそうにうどんを味わっていました。
うどんを食べた女の子は「うどんがもちもちでおいしかったです。うどんの日のことを家族にも伝えてまたうどんを食べたいです」と話していました。