世界最大級田んぼアート 500人が田植えに挑戦 埼玉 行田

色の異なる稲を植えて田んぼに絵を描く「田んぼアート」の作成が埼玉県で始まり、地元の人たちなどおよそ500人が田植えに挑戦しました。

行田市ではコメのPRと観光客誘致のため、毎年、世界最大級の田んぼアートが制作されていて、ことしは、ことし公開予定の映画、『翔んで埼玉』の続編の主役などが、およそ2.8ヘクタールの水田に描かれる予定です。
10日は映画に出演する俳優の加藤諒さんと益若つばささんも参加し、地元の高校生や農家など500人あまりが、泥に足をとられないよう気をつけながら、4種類の苗を決められた位置に植えていきました。
初めて参加したという40代の女性は、「とても楽しかったです。どんな絵ができあがるかとても楽しみで、多くの人に見に来てほしいです」と話していました。
順調に育てば来月下旬に見ごろを迎え、近くにある高さ50メートルの展望室から楽しむことができるということです。