県議選の候補支援者 有権者に飲食提供の罪 罰金40万円

県議選の候補支援者 有権者に飲食提供の罪 罰金40万円

選挙の告示前に有権者に飲食を提供したなどとして、埼玉県議会議員選挙で当選した日本維新の会の候補の支援者が、公職選挙法違反の罪で略式起訴され、裁判所から罰金40万円の略式命令を受けました。

略式命令を受けたのは、埼玉県草加市の内田佳伯被告(79)です。
被告は、支援する候補者を当選させるため、先月9日に行われた埼玉県議会議員選挙の告示前に、草加市内の飲食店で有権者13人に対して、選挙運動をすることの報酬として飲食を提供したなどとして、公職選挙法違反の罪で略式起訴されました。
これを受けてさいたま簡易裁判所は罰金40万円の略式命令を出しました。
関係者によりますと、被告は草加市の選挙区で当選した日本維新の会の中村美香議員を支援していたということです。