自転車のヘルメット 着用呼びかける啓発動画を作成 埼玉県警

先月から自転車のヘルメットの着用が努力義務化されたことを受け、埼玉県警察本部は県内の高校生などが出演した啓発用の動画を作成し、春の全国交通安全運動にあわせて正しい着用を呼びかけています。

埼玉県警は、先月から自転車のヘルメットの着用が努力義務化されたことを受けて、自転車のヘルメットの着用を呼びかける啓発動画を2本作成しました。
動画の長さはそれぞれ30秒で、埼玉県内の高校生と警察官の家族が出演し、ヘルメットを着用する際は「カチッ」と音がするまであごひもを固定するよう呼びかけています。
埼玉県警がことし2月に行った調査で県内の着用率は3%程度にとどまり努力義務になった4月以降は、ヘルメットをする人は増えたものの、あごひもをしていないなど正しく着用していないケースも多いということです。
動画は、動画投稿サイト「YouTube」の埼玉県警の公式チャンネルで公開されていますが、春の全国交通安全運動にあわせて今月21日までJR埼京線と川越線の車内でも流されます。
埼玉県警は「一人でも多くの人に見てもらい命を守るヘルメットを正しく着用するきっかけになってほしい」と話しています。