羽生市消防本部 消防長宅の枯れ草火災を統計に計上せず

埼玉県羽生市の消防本部が4年前に消防長の自宅で起きた枯れ草火災を、統計に計上していなかったことがわかりました。
出動を要請した消防長は消防車のサイレンを鳴らさないよう指示していたということで、市はいきさつを調べることにしています。

羽生市消防本部によりますと、4年前の4月、市内にある消防長の自宅の敷地で家族が枯れ草を燃やしていたところ周囲の草や木に燃え広がりました。
自宅にいた消防長の要請で消防車が出動し、到着時にはほぼ消し止められていたものの放水活動は実施しました。
下草などおよそ35平方メートルが焼けたということです。
この火災が市の火災統計に計上されていないことが今月、外部からの指摘で明らかになり、28日市に報告しました。
羽生市は今後、当時出動した消防署員などから聞き取りを行い、なぜ統計に計上しなかったかなどを調べることにしています。
また、4年前の火災の際、消防長は通報の時に消防車のサイレンを鳴らさないよう指示していたということです。
さらに、統計に計上されていないことは認識していたものの、今回の指摘があるまで対応してこなかったということです。
羽生市消防本部は「今回の事態を重く受け止め再発防止に向けて取り組みます」とコメントしています。