新たに畑から猫とみられる体の一部見つかる さいたま市

今月、切断された猫の死体が見つかったさいたま市で26日朝、新たに別の猫とみられる体の一部が住宅地の一角にある畑で見つかり、警察が関連を調べるとともに動物愛護法違反の疑いで捜査しています。

26日午前7時半ごろ、さいたま市桜区神田の畑を所有する男性から「頭のない猫の死体がある」と通報がありました。
警察によりますと、畑の中央付近で頭と前足がない猫とみられる体の一部が見つかりました。
黒と茶色の斑点模様で、一部は土に埋まっていたということです。
男性が24日の午前中に訪れた時は異常はなかったということです。
現場は、JR埼京線の与野本町駅から南西に2キロ余り離れた住宅地の一角で、ここからおよそ4キロ南東にあるさいたま市南区の小学校と近くの公園の敷地では今月13日から17日にかけて白い猫の胴体や頭の一部などが見つかっています。
警察が関連を調べるとともに動物愛護法違反の疑いで捜査しています。

近くに住む30代の男性は「この間の事件はニュースで見ていましたが、こんなに近くで起きて怖いです。小学生の子どもと近くの土手によく遊びに来るので、子どもには気をつけるように言おうと思います」と話しました。
また、近所に住む別の男性は「午前8時ごろに警察が家を訪ねてきて『動物の死体が見つかったが変わったことはないか』と聞かれました。畑では5、6人の警察官が足跡を調べていました。事件が起きたと聞いて、気持ちが悪いです」と話していました。