飯能の保育所で子どもが一時不明に 15分後に近くで保護
20日午前、埼玉県飯能市の保育所で、園庭で遊んでいた子ども1人の行方がわからなくなりました。
子どもはおよそ15分後に近くの歩道で地元の人に保護され、けがなどはありませんでした。
飯能市によりますと20日午前11時20分ころ、市立保育所で、園庭で外遊びをしていた子どもたちを室内に誘導し、着替えをさせていたところ、職員が、子ども1人がいなくなっていることに気づきました。
職員が探したところ、保育所の近くにある小学校の前の歩道で地元の人に保護されている子どもを見つけたということです。
子どもは15分ほど所在がわからなかったものの、けがはなく、健康状態も良好だということです。
市によりますと、保育所の出入り口にある門のチェーンが外れて、門が開いていて、子どもはそこから保育所の外に出たとみられるということです。
飯能市は保護者に謝罪するとともに、市立の保育所に対して安全管理の再確認や職員への安全管理意識の再徹底を行うよう、通知しました。
飯能市保育課の井竹信喜課長は「意識を高く持って子どもの命を預からないといけないのに起きてはならないことが起きてしまい、残念です。2度とこのようなことが起きないよう再発防止に努めたい」と話しています。