埼玉 秩父地方の高校生が安全運転を呼びかける門松作り

埼玉県秩父地方の高校生たちが、年末にドライバーに配って安全運転を呼びかけるための小さな門松作りに取り組んでいます。

埼玉県立皆野高校の生徒たちは、毎年年末に手作りの小さな門松を皆野寄居有料道路の休憩所でドライバーに配って安全運転を呼びかけています。
授業の合間を使って門松作りを進めていて、この日は1年生21人が、埼玉県道路公社の職員とともに、竹についた汚れを洗い流してのこぎりで先端を斜めに切り落としていました。
そして、竹を3本ずつ束ね、しめ縄や松の葉、ナンテンなどで飾り付けて、高さ30センチほどの小さな門松を完成させていました。
女子生徒の1人は「事故なく、安全に過ごしてほしいという思いを込めて作りました。受け取った人がいい年を迎えられたらいいと思います」と話していました。
生徒たちはおよそ200個の門松を用意し、今月28日にドライバーに手渡すことにしています。