“鉄道のまち大宮”を楽しむイベント開かれる さいたま

鉄道のまちとして栄えた、さいたま市のJR大宮駅周辺で「鉄道のまち大宮」をテーマにしたイベントが開かれています。

「鉄道のまち大宮鉄道ふれあいフェア」と名付けられたこのイベントは古くから鉄道や関連する工場で働く人たちで栄えた大宮を楽しんでもらおうとJR東日本とさいたま市が3年ぶりに開きました。
大宮駅のほか、駅周辺の商業施設や公園などでイベントがおこなわれ、このうち大宮駅では子どもたちが駅長の制服を着て記念撮影をしたり、鉄道グッズや駅弁が販売されたりしています。
また、JR東日本の大宮総合車両センターが公開され、予約した人たちがメンテナンス中の車両を見学していました。
駅周辺の会場では鉄道で働く人たちに親しまれたご当地グルメ、「大宮ナポリタン」の店などが出店し、訪れた人たちはさいたま市にゆかりのある味を堪能していました。
駅長の制服を着た4才の男の子は「楽しかった」と話し、その母親は「電車好きなので、駅長の姿で写真を撮れて貴重な経験になったと思います」と話していました。
イベントを企画したJR東日本大宮総合車両センターの安田眞さんは「鉄道のまち大宮のイベントをいろいろ開催しているので、楽しんでいただければと思います」と話していました。