埼玉県 新型コロナとインフルエンザ同時流行に備え体制強化へ

この冬の新型コロナウイルスとインフルエンザの同時流行に備え、埼玉県は受診できる医療機関を増やすとともに、日曜と祝日の体制を強化することを決めました。

埼玉県は28日、新型コロナの専門家会議を開き、国がこの冬、インフルエンザと同時流行するおそれがあるという見方を示したことについて、県の対応を協議しました。
県によりますと、この中で、国の想定をもとに算出したピーク時の県内の感染者数が1日およそ4万8700人にのぼるという見通しが示されたということです。
これを受けて県は、診療や検査を行う医療機関を可能な限り増やしていくほか、12月以降の日曜と祝日の体制を現在の4倍余りに強化するといった対策を進めていくことを決めました。
一方で、発熱外来の患者を抑えることで医療体制がひっ迫するのを防ぐため、検査キットの自己診断の結果をウェブサイトで登録できる対象年齢を中学生から64歳までに拡大するとともに、電話相談の体制を強化することにしています。
大野知事は、「冬は新型コロナもインフルエンザも流行する可能性があるので、悪いシナリオをしっかり想定し、見通しを示した。県民には、検査キットや解熱剤の準備、ワクチン接種をお願いしたい」と話しています。