自民党 旧統一教会との関係国会議員公表 埼玉関係議員は5人

旧統一教会との関係をめぐり、自民党は、埼玉県に関係する国会議員5人が教会主催の会合に出席したり関連団体の会合であいさつをしたりしていたことを明らかにしました。

自民党は、衆参両院の議長を除く所属する国会議員379人に、旧統一教会側との関係について書面で報告させた結果をとりまとめ、8日夕方、茂木幹事長が記者会見して公表しました。
それによりますと、関連団体も含めた会合に祝電を送ったり、秘書が代理出席したりしたケースを含め、教会側となんらかの接点があったと報告した議員は、全体の半数近くにあたる179人だったとしています。
また、一定以上の関係を認めた121人については、氏名も公表しました。
このうち、埼玉県に関係する議員は5人で、柴山昌彦議員と穂坂泰議員は教会主催の会合に出席したということです。
また、柴山昌彦議員と中根一幸議員、中野英幸議員、村井英樹議員は関連団体の会合に出席してあいさつを行っていたとしています。
茂木氏は「結果を重く受け止めている。率直に反省をし、今後は旧統一教会とは一切関係を持たないことを党内に徹底していく。被害の防止策、被害救済にも政府と連携し、しっかりと取り組んでいく」と述べました。