さいたま市発表「入院先調整中に死亡」を県が全面的に否定

新型コロナウイルスに感染したさいたま市の80代の男性が入院先の調整中に死亡したと、16日、市が発表したことについて、調整を担う埼玉県は、17日、そのような事実はないとして全面的に否定しました。
市は認識の違いだったと説明しています。

さいたま市は16日、新型コロナに感染した市内の80代の男性について、県に入院の調整を依頼したものの、入院できないまま死亡したと発表しました。
これについて大野知事は17日、「そのような事実は一切ない」と述べ、全面的に否定しました。
県によりますと、今月7日に市から依頼があったものの、県の入院調整本部の複数の医師が調整の必要はないと判断したということです。
これを受けて市は、報道陣に、県が入院の調整が必要ないと判断していたことは知らなかったと説明しました。
市は調整を依頼した際、県から「きょうは入院できない」と言われたため、患者の受け入れ先が見つからずに調整が難航していると受け止め、その後も毎日、県に依頼をしていたということです。
そのうえで市は「県との間で認識のずれがあった。亡くなった男性について県が入院調整に該当しないと判断したのはやむをえないが、県とのやりとりについては十分でない部分があったので、今後連絡を密にしたい」と話しています。