鉄道開業150年 鉄道博物館で企画展 さいたま

ことし鉄道開業から150年になるのに合わせて、さいたま市大宮区の鉄道博物館で旅と鉄道の歴史を振り返る企画展が開かれています。

明治5年に鉄道が開業してことしで150年です。
当時の車両などを展示する鉄道博物館では、これに合わせて日本人の旅と鉄道の歴史を振り返る企画展を開きました。
会場には明治30年代に実際に使われた乗車券が展示されているほか、当時、登場した食堂車や寝台車の写真で長距離列車のサービスが充実していったことが紹介されています。
また、戦中から戦後の展示では、時刻表にも「國民すべて戰鬪配置」などと記されていて、一般の人たちの旅が大きな制約を受けるようになった経緯が紹介されています。
終戦の日の岩手県から青森県にかけての、東北本線の運行状況を示す「列車運行図表」は初めて公開されたもので、空襲の被害を受けながらも運行が続けられたことを示す貴重な資料だということです。
鉄道博物館の奥原哲志主幹学芸員は「150年のいろいろな工夫や努力が積み重なって、今の旅の形があることを知ってもらいたい」と話していました。
この企画展は、10月29日からは昭和後期以降の旅を紹介する展示に変わり、来年1月まで開かれます。