「救急搬送困難」さいたま市で1週間に233件 過去最多

「救急搬送困難」さいたま市で1週間に233件 過去最多

新型コロナウイルスの感染の急拡大が続く中、さいたま市では救急患者の搬送先が決まるまで時間がかかるなどの事例が、先月30日までの1週間で233件と過去最多になりました。

さいたま市消防局によりますと、患者の救急搬送の際に4回以上、医療機関に照会し、現場に30分以上滞在した「救急搬送困難」のケースは、先月30日までの1週間で233件ありました。
これまでで最も多かった、ことし2月中旬の214件を19件上回り、過去最多となりました。
こうしたケースは新型コロナの感染拡大とともに増加傾向が続き、6月中旬の4倍余りに増えていて、消防局では、新型コロナの感染が疑われる患者の増加に加え、熱中症の患者の搬送要請が増加したことが要因とみられるとしています。
最も時間がかかったのは先月下旬、高齢者施設から通報があった発熱などの症状を訴えた80代の男性のケースで、新型コロナへの感染はありませんでしたが、医療機関への照会を35回行い、搬送先が決まるまでおよそ3時間かかったということです。
消防局は今月もこうした状態が続くとみていて、ふだん運用している救急車30台に加え、非常用の11台も活用して対応していくということです。