スギ雄花1.7倍 花粉飛散増か

首都圏のスギ花粉の飛散に大きく影響を与えるとされる埼玉県秩父地方のスギの雄花の数が平年の1.7倍の多さであることがわかり、調査した埼玉県は「首都圏の花粉の飛散は例年よりも増える見通しだ」としています。

埼玉県の研究機関が先月、秩父地方の45地点の合わせて1800本のスギを調査したところ、1平方メートルあたりの雄花の数は1万1500個余りで、平年の1.7倍の多さであることが分かりました。
昨シーズンと比べると2.1倍で、調査を開始した平成13年以降で4番目に多いということです。
秩父地方のスギ花粉は、風向きによって都内などに飛散することから、調査した埼玉県寄居林業事務所は「気象条件で変わるが、都内など周辺の地域で非常に多くの花粉が飛散する可能性が高い。飛散情報を確認して対策してほしい」としています。
埼玉県によりますと、スギ花粉は前の年の夏の気温が高いことや日照時間が長いことなどで、発生源となる雄花がつきやすくなるということで、去年の猛暑が影響したのではないかということです。