白浜海水浴場で「海開き式」 シーズン中の安全を祈願 太良町

本格的な夏を前に有明海に面した太良町の白浜海水浴場では「海開き式」が行われ、シーズン中の安全を祈願しました。

太良町の白浜海水浴場は県が平成6年に開設した人工の海水浴場で町が管理しています。

海水浴場の利用が今月13日から始まるのを前に5日は「海開き式」が開かれ、太良町や観光の関係者などおよそ30人が出席してシ−ズン中の安全を祈願しました。

このあと招待された町内の園児およそ30人が海に入り初泳ぎをしました。

浜辺ではスイカ割りもして早速、海遊びを楽しんでいました。

海水浴場の利用者は新型コロナの影響が続いていた去年はおよそ3000人でしたが、今シーズンは平年並みの5000人を見込んでいるということです。

太良町企画商工課の中尾光宏係長は、「有明海の干潟の差は6メートルほどあり、潮の満ち引きが大きく大自然の魅力を体感できるので夏は白浜海水浴場に遊びに来てください」と話していました。

海水浴場の利用は来月31日までで、干満の差が大きく利用できる時間帯が日によって変わるため、太良町では事前にホームページなどで確認してほしいとしています。