あじさいの名所 武雄市の大聖寺で花が咲き始める

あじさいの名所として知られる、武雄市のお寺で、花が咲き始め、花をめでる観光客で、にぎわっています。

標高およそ350メートルの山中にある武雄市北方町の大聖寺では、境内には、およそ80種類、5000株のあじさいが植えられていて、「あじさい寺」とも呼ばれています。

あじさいは、今月に入って咲き始め、今は4分咲きですが、あじさいをひと目見ようと、県内をはじめ、福岡県などから、観光客が訪れています。

観光客は、ウグイスの鳴き声が響く中、境内を散策しながら、青や紫、白など、色とりどりのあじさいの花を眺めたり、写真を撮ったりして楽しんでいました。

寺によりますと、大聖寺のあじさいは、今月中旬に、7分咲き、8分咲きとなり、今月いっぱいまで、楽しめそうだということです。

唐津市から訪れた60代の女性は、「あじさいは、いろんな種類が咲いていて、すてきです。ここからの眺めもよくて、すがすがしい気持ちになります」と、話していました。

あじさいを楽しむには、美化協力金として、中学生以上は200円、小学生は100円が、必要だということです。