SAGAサンライズパークと佐賀駅結ぶ通りに憩いの施設完成

佐賀県でことし10月に開かれる「国スポ・全障スポ」のメイン会場とJR佐賀駅を結ぶ通りにカフェなどを備えた憩いの場となる施設が完成し、早速、大勢の人でにぎわいました。

新たな施設は「国スポ・全障スポ」のメイン会場となるSAGAサンライズパークとJR佐賀駅を結ぶ通り沿いに佐賀市が整備しました。

31日は市や地元の関係者が集まり、式典が開かれ、完成を祝いました。

「サンライズボックス」と名付けられた施設は延べ床面積およそ80平方メートルの2階建てで、机やいす、それにソファーが設けられ、だれでも自由に休憩や懇談する場所として利用することができます。

施設には軽食を提供するカフェも入居し、オープン初日の31日は佐賀バルーナーズの井上諒汰選手が1日店長を務め、開店とともに100人近い人が詰めかけました。

訪れた人たちは井上選手からメニューの説明を受けたり、地元の食材を使ったランチのセットを味わったりしていました。

福岡市から訪れた女性は「スポーツの試合観戦の際にこの場所はよく通るので、これまで周辺にあまりなかった休憩や飲食でゆっくりできる場所ができてよかったと思います」と話していました。

佐賀市の坂井英隆市長は「この施設をさまざまな形で活用して街がにぎわうきっかけにしていきたいと思います」と話していました。

施設は原則として午前10時から午後6時まで利用可能で、SAGAアリーナでのイベントやスポーツの試合に応じて、延長することもあるということです。