嬉野市 地元小学生と中学生 新茶の摘み取り体験

茶の生産が盛んな嬉野市の茶畑で、小学生と中学生が10日、新茶の摘み取りを体験しました。

嬉野市嬉野町の山あいにある大野原小中学校では、子どもたちに茶の栽培について知ってもらい、地元の特産品への理解を深めてもらおうと、毎年この時期に新茶の摘み取りの体験を行っています。

10日は小学1年生から中学3年生までのあわせて30人余りが参加し、保護者や教諭と一緒に、まず学校近くの茶畑まで歩いて向かいました。

そして、摘み取り方を教わりながら、柔らかい新芽を傷つけないよう1つ1つ丁寧に摘み取り、ざるに入れていきました。

また、中学生は機械を使って手作業とは違った摘み取りも体験していました。

小学6年生の女の子は「お茶摘みは低学年と触れ合えるのが楽しみなので、新芽の摘み方をきちんと教えたいです」と話していました。

茶摘みを企画したPTAの前田敬介さんは「子どもたちの表情がきらきらしていました。少しでもうれしの茶に興味を持ってもらえればうれしいです」と話していました。

10日収穫された茶葉は地元の製茶工場で加工したあと、子どもたちに飲んでもらうということです。