事故起こし同乗女性が死亡 救護せず逃走 28歳鍛冶工を起訴

ことし2月、唐津市の県道の交差点で軽乗用車を運転して信号機の柱に衝突する事故を起こし、同乗していた28歳の女性を救護をせずに逃げて死亡させたなどとして逮捕された28歳の鍛冶工について、佐賀地方検察庁は過失運転致死などの罪で起訴しました。

起訴されたのは、唐津市の鍛冶工、吉田真大被告(28)です。

起訴状などによりますと、鍛冶工はことし2月11日、唐津市山田の県道の交差点付近で、運転していた軽乗用車を信号機の柱に衝突させ、助手席に乗っていた福岡県糸島市の緒方愛乃さん(28)を死亡させたにもかかわらず、救護せずに逃げたなどとして、過失運転致死と救護義務違反などの罪に問われています。

鍛冶工はより刑の重い危険運転致死などの疑いで逮捕されましたが、検察は捜査を進めた結果、過失運転致死の罪で起訴したということです。

検察は認否について明らかにしていません。