自転車の交通ルールと順守マナー向上 警察が街頭指導 佐賀市

通勤や通学などで自転車を使う人たちに交通ルールを守るよう呼びかける街頭指導が8日、佐賀市で行われました。

佐賀県は新年度のスタートから1か月がたった5月は気が緩みがちになるとして自転車の交通ルールの順守とマナー意識の向上を図る期間と定めています。

これを受けて、佐賀市内の交通量や人通りが多い通学路や交差点合わせて8か所で街頭指導が実施され、このうち天神橋交差点付近では、8日朝7時半頃から警察官や交通安全指導員などおよそ30人が指導にあたりました。

そして自転車で通勤や通学をしている人たちに交通安全を呼びかけるチラシを配ったり、「スマホを見ながらの運転禁止」などと書かれたパネルを掲げたりして、交通ルールやマナーを守るよう呼びかけていました。

警察によりますと、ことし県内で起きた自転車に関係する事故の件数は3月末時点で76件と、前の年の同じ時期に比べて20件下回っているということです。

佐賀南警察署の石上勝交通課長は「自転車も車の仲間で、県民一人一人が事故を防止するために、標識や信号にしっかり従うなど交通ルールを守っていただきたい」と話していました。