武雄アジア大学新設へ 開学を後押しする「促進期成会」が会議

2年後の開学を目指して計画が進められている「武雄アジア大学」について、開学を後押しする期成会の会議が、17日、武雄市で開かれました。

佐賀女子短期大学を運営する学校法人「旭学園」は、2026年春の開学を目指して、武雄市に4年制大学「武雄アジア大学」を設置する計画を進めています。

17日は開学を後押しするために地元の商工会議所など23団体でつくる「武雄市大学設置促進期成会」の会議が開かれ、およそ20人が出席しました。

まず学校法人の今村正治理事が当初の2学部を1学部に変更し、「東アジア地域共創学部」として多文化共生の意識を深めながら、地域貢献できる人材の育成を目指すという基本構想について説明しました。

その上でことし10月の国の設置認可申請に向けて、学生を確保するために県内外の高校生にアンケートをとることや教員希望者の面接を来月の連休明けから始めて教員の確保も着実に進めると述べました。

期成会の溝上邦治会長は「開学は地方創生だ。佐賀に大学が少なくて若者が県外に行ってしまう悪循環をなんとか直すため、サポートをしたい」と話していました。