野球独立リーグ参戦の佐賀インドネシアドリームズ初試合 武雄

野球の独立リーグ九州アジアリーグに今シーズンから参加した佐賀インドネシアドリームズの初めてとなる試合が13日、武雄市で行われました。

武雄市と嬉野市をホームタウンとする佐賀インドネシアドリームズは、独立リーグの九州アジアリーグに、5つ目のチームとして今シーズンから参加しました。

開幕戦は武雄市のひぜしんスタジアムで行われ、最初に選手の紹介が行われました。

チームにはインドネシアやスリランカなどアジアの4か国と日本の選手合わせて25人が所属し、先月から嬉野市の宿舎に滞在し、練習を重ねてきました。

宮崎サンシャインズとの対戦となった試合でドリームズは、序盤に2人の投手が選球の甘いところをねらわれ、3回までに10点を失いました。

攻撃でも反転のきっかけを最後までつかめず、0対17、7回コールドで敗れました。

球場には野球ファンを中心に3000人余りが詰めかけ、盛んに声援を送っていました。

佐賀市から球場を訪れた女性は「佐賀に新しいチームができたので観戦に来ました。きょうの結果は残念でしたがこれからも応援を続けるので頑張ってもらいたいです」と話していました。

佐賀インドネシアドリームズの香月良仁監督は「初めての試合で選手たちは緊張しているのが分かった。きょうの試合の経過を選手たちと振り返り、あした以降につなげていきたい」と話していました。

ドリームズは今シーズンは準加盟のため、ほかのチームの3分の1に当たるおよそ30試合を9月までのリーグで戦うことになっています。