SNSで知り合いうその投資話 3200万円余だまし取られる

佐賀市の40代の女性がSNSに表示されていた著名人をかたる投資広告にアクセスし、知り合った相手などからうその投資話を持ちかけられ、3200万円余りをだまし取られました。
警察は詐欺事件として捜査するとともに、SNSで投資や副業を持ちかける手口の詐欺が相次いでいるとして注意を呼びかけています。

警察によりますと、ことし1月、佐賀市の40代の女性がSNSに表示されていた著名人をかたる投資広告にアクセスし、知り合った相手から投資サイトを紹介されたということです。

その後、女性は投資サポーターを名乗る人物などの指示のもと、これまでに16回にわたって合わせて3200万円余りを指定された口座に振り込んだということです。

しかしその後、相手から投資金の融資も持ちかけられていた女性は、その返済にあてるために投資の利益を受け取ろうとしたところ、「まず融資金の返済が必要だ」と求められたことから不審に思い、警察に相談して詐欺だと分かったということです。

女性と相手とのやりとりは、すべてSNS上で行われていて、警察は詐欺事件として捜査するとともに、SNSで投資や副業を持ちかけ現金や暗号資産をだまし取る手口の詐欺が相次いでいるとして、注意を呼びかけています。