全日本ラリー選手権 唐津のレース前に選手ら車両を最終調整

国内トップクラスのドライバーがオフロードを駆け抜ける全日本ラリー選手権の第2戦のレースが13日から唐津市で始まるのを前に、全国から集まった選手らが車両の最終調整を行いました。

全日本ラリー選手権は、JAF=日本自動車連盟公認の国内最高峰のラリーレースで、市販車を競技用に改造した車とレーシングカーが林道などオフロードのコースを走り、タイムを競います。

ラリーは全国各地の8か所を転戦しながら行われ、このうち第2戦のレースが13日から唐津市で始まるのを前に、鏡山には全国から選手や整備士などが集まりました。

そして、タイヤの空気圧を測ったり車のネジやナットを締めたりして、車両の最終調整を行っていました。

このあと、ドライバーと道の形状やルートを指示する「コ・ドライバー」の2人が車両に乗り込み、実際に山道で走らせて動きを何度も確認していました。

レースに出場する予定の眞貝知志ドライバー(45)は「唐津は思いっきり走れて、走っていて楽しい道なので、本当に興奮しています。なんとか表彰台を目指して頑張りたいです」と話していました。

レースは13日と翌日の2日間行われ、タイムを競う区間の総距離およそ77キロをラリーカーが駆け抜けます。

初日の13日は唐津神社でセレモニーが開かれ、午前9時に「ボートレースからつ」をスタートする予定です。