武雄市の高野寺で色鮮やかなシャクナゲが満開

シャクナゲの名所として知られる武雄市の高野寺では、色鮮やかなシャクナゲが満開となっています。

武雄市北方町の高野寺では、1000坪ほどの境内におよそ20種類、1000本余りのシャクナゲが植えられ、「シャクナゲの寺」として知られています。

境内では、青空が広がる中、白やピンクのシャクナゲが咲き誇り、いま満開を迎えていて、日差しに映えて春らしい雰囲気の中、1日は、訪れた人たちがスマートフォンで撮影していました。

寺によりますと、シャクナゲは先月中旬から咲き始め、その後、寒い日もあったものの、平年と同じ時期に見頃を迎えたということです。

また、モミジの新緑も輝き、訪れた人たちが、春の日差しを浴びながら散策を楽しんでいました。

武雄市の27歳の男性は「毎年、シャクナゲを見に来ていますが、心が晴れやかになり、爽快な気分になります。川のせせらぎを聞くと、心が穏やかになります」と話していました。

寺によりますと、シャクナゲは今月10日ごろまで楽しめるということで、中学生以上は500円の拝観料が必要です。