佐賀の古代の歴史や風景テーマの写真展 県立美術館17日まで

佐賀市在住の写真家が佐賀の古代の歴史や風景をテーマに開いているセミナーで撮影された写真の展示会が佐賀市で開かれています。

佐賀市在住の写真家、大塚清吾さんは佐賀の古代の歴史や風景などをテーマに、写真撮影のセミナーを開いていてことしで15周年を迎えました。

それを記念した写真展が佐賀市の県立美術館で12日から始まり、会場には大塚さんやセミナーの参加者の作品、90点展示されています。

このうち大塚さんの「神が宿る川古の大楠」は武雄市にある樹齢3000年以上といわれる大楠の壮大さとその脇で祈る男性の姿を捉えた作品です。

また、江下四郎さんの佐賀市の神野公園で秋の紅葉と冬の雪景色を撮影した2点の作品は、公園の茶室が季節ごとに見せる風景が美しく表現されています。

大塚さんは「佐賀を徹底的に観察すると、いいものが撮影できる。来場者には佐賀にもこんないい風景があると思ってほしい」と話していました。

この写真展は今月17日まで開かれ、今月24日からは吉野ヶ里歴史公園でも多くの作品が展示されるということです。