神埼市長の逮捕で区長対象に説明会「激しい憤り感じる」の声

神埼市は、ふるさと納税事業の業務委託をめぐる入札妨害事件で市長が逮捕されたことを受けて、21日、市内のすべての区長を対象にした説明会を行い、参加者からは「全国に恥をさらした。激しい憤りを感じる」などの声が上がりました。

神埼市の市長、内川修治容疑者(71)は、ふるさと納税をPRする業務委託の入札をめぐり、市内の特定の企業に入札に関する情報を事前に漏らしたとして、競売入札妨害などの疑いで逮捕されました。

こうしたなか、神埼市は21日、中央公民館で市内のすべての区長を対象にした説明会を開き、あわせて95人が参加しました。

説明会では、平方利郎副市長が「心からおわびを申し上げます。捜査に全面的に協力しながら、市民の皆さんの信頼回復に職員一丸となって取り組む」と謝罪しました。

区長たちからは「激しい憤りを感じる。全国に恥をさらした」とか、「不正によって業者に渡った市民の血税である5400万円を市長に弁償させてほしい」といった厳しい声が上がりました。

また、区長会の会長が、今回の事件をめぐって住民監査請求を行う方針を説明し、出席者が拍手で承認しました。

神埼市区長会の八谷好弘会長は「2度と同じことがないよう監査請求を行うことにした。再スタートを切るために職員には一丸となって頑張ってほしい」と話していました。

また、区長の中から「職員の皆さんはふだん、懸命にしてくれている。市民からの期待をきょうじに、真摯に職務に取り組んでほしい」といった意見が出た際、平方副市長は「職員にも本当に申し訳ないと思っている。頑張っていきます」と涙ながらに答えていました。