鳥栖市の整骨院院長逮捕 施術受けず保険金だまし取った疑い

鳥栖市に住む整骨院の経営者が、交通事故でけがをしていないのに、施術をうけたように装って保険金110万円あまりをだまし取ったとして詐欺などの疑いで逮捕されました。

逮捕されたのは、整骨院経営で、鳥栖市宿町に住む宮原悠輔容疑者(35)です。

警察によりますと、宮原院長は、令和2年8月に福岡県久留米市内のコンビニエンスストアの駐車場で起きた物損事故のあと、けがをしていないのに自身が経営している整骨院で施術を受けたように装い、保険金あわせて110万円あまりをだまし取ったとして詐欺などの疑いがもたれています。

宮原院長は、かつて勤めていた従業員の名前や印鑑を使って施術証明書を複数回にわたって偽造し、保険会社に提出したということです。

警察の調べに対して、宮原院長は「弁解することはありません」と容疑を認めているということです。