「佐賀の乱」150年 戦いに巻きこまれた武雄を伝える企画展

旧佐賀藩の士族たちが起こした「佐賀の乱」からことしで150年となるのに合わせて、武雄市では、この戦いに巻きこまれた武雄の人たちの葛藤を紹介する企画展が開かれています。

武雄市図書館・歴史資料館で開かれている企画展には「佐賀の乱」を伝える資料などおよそ100点がされています。

明治政府の改革に不満を持つ佐賀の士族たちが明治7年2月に起こした「佐賀の乱」では、江戸時代に武雄領として佐賀藩を支えた武雄の士族も協力を求められ、最終的に64人を派遣しています。

武雄鍋島家の当時の「日記」には、佐賀から訪れた使者が傍観の立場を取る武雄に対して、兵を出さなければ攻撃も辞さないと迫っていた様子が記され、武雄の人たちが戦いに巻き込まれていった状況をかいま見る見ることができます。

また、佐賀の乱を伝える「皇国一新見聞誌 佐賀の事件」には、政府軍の兵士たちが佐賀軍を大砲で攻撃する場面が描かれ、激しい戦闘の様子が伝わってきます。

古川総一学芸員は「今から150年前に起きた佐賀の乱ですが、武雄はこの戦いに巻き込まれることになります。出兵か拒絶かで揺れ動く武雄がどのように葛藤し、選択したかを見ていただきたい」と話していました。

企画展「佐賀の沸騰 武雄の葛藤〜出兵か、拒絶か〜」は、今月25日まで武雄市図書館・歴史資料館で開かれています。