能登半島地震の被災地支援に 佐賀市の中学生が募金を届ける

能登半島地震を受けて、佐賀市の中学校では生徒たちが募金活動を行い、2日、佐賀市の支援団体に届けました。

2日は、佐賀市の城北中学校の生徒5人が集まった募金を佐賀市にある支援団体「シビックフォース」に届けました。

能登半島地震を受けて、生徒たちはチラシを配ったり、校内放送で呼びかけたりして募金活動を行い、およそ9万6000円を集めたということです。

団体の職員は、生徒から募金の入った箱を受け取り、「被災した方の生活再建に向けた活動に活用します」と述べました。

団体では、現地に職員を派遣して支援にあたっていて、募金は生活支援物資の購入などにもあてられるということです。

募金を届けた男子生徒は「生活が苦しかったり、気持ち的にもつらいと思うが、離れたところからでも応援していることを知ってほしい。一日でも早く元通りの生活を送れるよう願っている」と話していました。

現地で活動を行った支援団体の菅名紀之さんは「現地はまだまだ支援が必要な状況が続くと思う。募金を支援活動に活用させていただきます」と話していました。