「佐賀玉屋」 新たな経営体制発足 15日に記者会見

京都市の不動産会社の支援で再生計画を進める佐賀市の「佐賀玉屋」は1日、新たな経営体制を発足させました。
会社では今月15日に記者会見し、今後の詳しい事業計画を発表する方針です。

県内唯一の百貨店、佐賀市の「佐賀玉屋」は経営不振を理由に京都市の不動産会社「さくら」から出資を受け、本館の建て替えなどによる再生計画を進めることにしています。

会社によりますと、1日、新たな経営体制が発足し、「さくら」の代表取締役の浅井政則氏が会長に、統括本部長の山越悠登氏が社長に就任したということです。

一方、創業家出身の田中丸雅夫前社長は相談役に退いたということです。

新体制のもとで雇用は維持されるとしていて、百貨店は1日も通常通り営業しました。

会社では今月15日に記者会見を開き、今後の詳しい事業計画を発表することにしています。