佐賀地検 詐欺容疑で逮捕の鳥栖市の元区長不起訴に

去年2月、河川の改修費用を水増しして請求し、補助金をだまし取ったとして詐欺の疑いで逮捕された鳥栖市幸津町の60代の元区長について、佐賀地方検察庁は22日付けで不起訴としました。

鳥栖市幸津町の区長を務めていた60代の男性は去年2月、地域の団体が行う川の堰の改修工事費用を水増しして補助金を申請し、鳥栖市から50万円、市土地改良区から50万円のあわせて100万円をだまし取ったとして、去年10月、詐欺の疑いで逮捕されました。

佐賀地方検察庁は、この元区長について、22日付けで不起訴としました。

検察は、不起訴の理由について明らかにしていません。