ボランティアセンター立ち上げ支援へ 鳥栖市の女性 被災地に

災害支援にあたる全国組織の一員として活動する鳥栖市の女性が、能登半島地震の被災地でボランティアセンターの立ち上げを支援するため、18日、現地に向けて出発しました。

ボランティアセンターの立ち上げのため能登半島地震の被災地に向かったのは、防災や減災に取り組む団体の代表を務める、鳥栖市の平山沙織さんです。

平山さんは18日の午前中、災害支援などを目的とした備蓄倉庫がある佐賀市の佐賀女子短期大学を訪れて、ペットボトルの水や、非常食のもちやパンなどを車に運び込んでいました。

平山さんは、災害支援を行う全国組織「bousaring」の一員として今月28日まで珠洲市で、社会福祉協議会とともにボランティアセンターの立ち上げや運営に携わるということです。

平山さんは「珠洲市に一般のボランティアが早く入れるように災害ボランティアセンターを立ち上げたい。現地の人たちはつらいことがたくさんあると思いますが、前を向いていけるよう寄り添っていきたい」と話していました。

平山さんと一緒に活動する佐賀災害支援プラットフォームの山田健一郎さんは「手元にストックしている生活物資のストックがあったので、持って行ってもらうことにした。平山さんには私たちの思いも含めて頑張っていただきたい」と話していました。