メタバースを活用 県内の事業者と全国のバイアーの商談会

メタバースと呼ばれるインターネット上の仮想空間を活用して佐賀県内の事業者の販路拡大を進めようという商談会が開かれ、県内の事業者が全国から集まったバイヤーに自社の商品をアピールしました。

この商談会は、メタバースと呼ばれるインターネット上の仮想空間を活用して佐賀市と東京の企業が共同で開き佐賀市の坂井英隆市長もアバターという自分の分身となるキャラクターを操作して参加しました。

商談会には野菜や果物を生産する農業法人やしょうゆメーカーなど佐賀市を中心とした県内の19社が参加し、メタバース上に設けたそれそれのコーナーで動画を使って商品をアピールしました。

また、会話ができる機能をつかって全国各地から参加したバイヤーと今後の取り引きについて相談をしたりしていました。

メタバースを使った商談会はコロナ禍で利用が進み、新たな商談のスタイルとして注目されているということです。

坂井市長は、「パソコンの操作も簡単で、今後もこうした技術を活用して佐賀のよいものを全国にアピールしていきたい」と話していました。

佐賀市の事業者が参加するメタバースの商談会は来月24日に再び開かれます。

また、メタバースの空間は来年2月いっぱいまで開設された状態が続き、事業者の商品などを閲覧できるということです。