小学校の給食の牛乳に金属製ネジなど混入 唐津

唐津市の小学校で22日、給食で出された牛乳に直径2センチほどのネジなどが混入しているのが見つかりました。
児童の健康被害は報告されていないということです。

唐津市教育委員会によりますと、鏡山小学校で22日、給食で出された牛乳の中から、直径2センチほどの金属製のネジと、ネジを固定する直径1センチほどのワッシャーが見つかりました。

児童がストローで紙パックに入った牛乳を飲んでいた際に気付いたということで、健康被害はありませんでした。

市からの連絡を受けた業者が、市内の製造工場を調べたところ、機械の部品が1か所でなくなっているのが見つかり、この部品が何らかの原因で混入したとみられています。

この業者は市内25の小中学校向けに牛乳を出荷していますが、これまでのところ、ほかに異物混入の報告は出ていないということです。

唐津市教育委員会は業者に対し、安全対策の徹底を求めたということです。

県内では今月、江北町や基山町の給食でも金属片が混入しているのが見つかっています。