“海の環境汚染に関心を”小学生が海洋プラスチックごみ学ぶ

海の環境汚染問題に関心を持ってもらおうと、鹿島市の小学校では子どもたちが有明海の干潟に漂着するプラスチックごみについて考える特別授業が行われました。

この特別授業は、鹿島市が環境学習として、北鹿島小学校で行ったもので、4年生18人が参加しました。

15日は市のラムサール条約推進室の職員2人が学校を訪れ、地元の干潟には多くのプラスチックごみが漂着していることや、町で捨てられたごみが川を通って海に流れていくことを説明しました。

そして、海に捨てられるプラスチックごみが増えて世界的な問題になっていることから、海外の都市がどのようなごみの分別をしているかをカードを使って学ぶゲームも行われました。

最後に職員は、「プラスチックごみを減らすためには、ごみを分別してリサイクルすることが大事です。登下校の時には、ごみ拾いも心がけてください」と呼びかけていました。

授業に参加した児童の1人は、「ごみは国によって、分別の仕方が違うことが分かりました。ごみを再利用できるよう、きちんと分別したいと思います」と話していました。