佐賀市のデパートで北海道の物産展 イートインや試食も復活
旬を迎えた北海道の味覚を集めた物産展が佐賀市のデパートで始まり、新型コロナの5類への移行を受けて、4年ぶりにイートインのコーナーも設けられました。
佐賀市のデパート「佐賀玉屋」では、8日から「冬の北海道大物産展」が始まっています。
会場には、北海道から直送された新鮮な海産物や、名物のスイーツなどを扱う40あまりの業者が出店し、ウニやカニなど海の幸をつめこんだ海鮮丼や、その場で焼いた牛肉のステーキ弁当が人気を集めていました。
昆布やイクラ、かずのこなどを販売する店には、価格の安い今の時期に年末年始の食材を買い求める人も訪れていました。
また、新型コロナの5類への移行を受けて、4年ぶりにイートインのコーナーが設けられたほか、売り場での試食も本格的に復活しました。
北海道物産展はこのデパートにとって、来客や売り上げがいずれも1年で最大のイベントだということで、会場は午前中から大勢の人で賑わっていました。
会場を訪れた女性は、「コロナ前の雰囲気に戻りにぎわっていて、楽しく買い物ができます」と話していました。
佐賀玉屋の篠原圭太さんは「4年ぶりに新型コロナの感染拡大前と同じような形で物産展を開くことができたのでお客さんには北の味覚を存分に楽しんでもらい、年末商戦への弾みをつけたいです」と話していました。