佐賀大が学生団体活動を支援 オンライン投票で寄付金集め開始

佐賀大学は学生団体の活動を支援しようと、一般の人たちによるオンライン上の投票で寄付金を集める取り組みを23日から始めました。

23日から始まったこの取り組みでは佐賀大学と、東京に本社があるスタートアップ企業がオンライン上に特設サイトを開設しています。

特設サイトには運動部や文化系などあわせておよそ20のサークルの活動内容などが掲載され、支援したいサークルを選んで投票ボタンを押して活動を支援する仕組みです。

大学によりますと、卒業生や保護者のほか、一般の人も参加でき、投票数が多い順にこの企業が集めた資金が配分されるということです。

また、サークルに直接寄付することや、応援メッセージを送ることも可能です。

投票の受け付けは佐賀大学のほか、九州大学など13の大学で今月29日までの1週間行われ、その後も福岡や熊本などおよそ20の大学でも順次、始まります。

佐賀大学総務課渉外室は「新型コロナの影響で活動を縮小したり、物価高にも悩んだりしている学生団体の活動の支援につなげたい」と話しています。