セクハラで40代の自衛官に停職12か月の懲戒処分

航空自衛隊は、福岡と佐賀にまたがる背振山分屯基地に所属する40代の男性隊員が同僚の隊員の体を触るなどのセクハラを行ったとして、4日付けで停職12か月の懲戒処分にしました。

停職の処分を受けたのは航空自衛隊背振山分屯基地の第43警戒隊に所属する40代の2等空曹の男性隊員です。

航空自衛隊によりますと、この隊員は2020年7月、福岡県にある春日基地の宿舎を業務で訪れた際に、同僚の隊員の上半身を触るなどのセクハラを行ったということです。

被害者が上司に報告して発覚したということで、航空自衛隊は同僚に精神的な苦痛を与えたとして、4日付けでこの隊員を停職12か月の懲戒処分としました。

調べに対して、セクハラを認めた上で、「しんしに受け止めて反省している」と話しているということです。

航空自衛隊背振山分屯基地は「誠に遺憾だ。隊員に教育指導を徹底し、再発防止に努めて規律の維持に万全を尽くしたい」とコメントしています。