介護福祉士を目指す高校生 嬉野市の施設で職場体験

介護福祉士を目指す高校生たちの職場体験が嬉野市の施設で行われました。

この実習は、嬉野高校と地元の社会福祉法人が介護福祉士を目指す生徒たちに施設の一日を体験してもらおうと初めて企画したもので、22日は3年生9人が参加しました。

生徒たちはまず、デイサービスを受けようと、集まってきたお年寄りたちに、看護師らと一緒に「体調はどうですか」など健康状態を聞いて血圧や体温を測定していました。

そして入浴が終わった女性の髪にドライヤーをかけると「気持ちいい」と、声をかけられていました。

このほか、生徒たちは利用者が機能訓練指導員のアドバイスを受けながら、機器を使って段を登り降りしたり痛む膝や腰を温めたりする手助けをしていました。

参加した男子生徒は「コミュニケーションの取り方や表情を見て健康状態などを確認することが大事だと学びました。相手の目線に合わせながら、手助けをすることに、気を使いました」と、話していました。