唐津市の養豚場のブタ 豚熱に感染の疑い

佐賀県唐津市の養豚場のブタがCSF=豚熱に感染している疑いがあることが分かりました。
佐賀県は国の検査機関にブタの検体を送り、30日にも結果が判明する見込みです。

佐賀県によりますと、29日午前10時前、唐津市東山の養豚場から「子ブタ12頭のうち6頭が死亡し、生きている6頭も食欲が不振だ」と連絡があったということです。

県が検査を行ったところ、ブタの伝染病CSF=豚熱に感染している疑いがあることが分かりました。

これを受けて県は30日未明に対策本部会議を開き、山口知事が防疫の態勢などについて指示を出しました。

県は東京にある国の検査機関にブタの検体を送り、30日にも結果が判明する見込みです。

感染が確定すれば、県はこの養豚場で飼育されているおよそ450頭のブタの殺処分を行うことにしています。

佐賀県で豚熱の感染が確認されれば、記録が残る1980年以降初めてになるということです。