県立大学開学 山口知事が学部の名称や定員案を県議会に提出へ

佐賀県が開学を目指している県立大学について、山口知事は学部の名称や定員の案を来月開会の定例県議会に提出する考えを示しました。

佐賀県は、5年後の2028年度に県立大学の開学を目指しています。

学部はIT・情報技術と経営をベースに学ぶ1学部、定員は200人から300人とする考えで県ではより具体化した内容を来月開会する定例県議会に「たたき台」として提示することにしています。

山口知事は25日開かれた定例の記者会見でたたき台の内容について「まだ作っている最中だ」としながらも、学部の名前や定員などの案を提示する考えを示しました。

一方、設置場所については「場所よりも大学の機能が大事だ。場所は機能からおのずと導き出される」と述べ明言を避けました。