神埼市 まちづくりについて中学生と意見交わす
神埼市のまちづくりについて中学生と市の担当者が意見を交わす催しが23日、開かれました。
神埼市の中央公民館には、市内3つの中学校の生徒会役員およそ40人が集まり、内川修治市長が「神埼に住んでよかったと思ってもらえるようにすることが大事です。皆さんの思いを伝えてください」と話しました。
このあと、生徒たちは8つのグループに分かれて、市の職員らとまちづくりについて意見交換をしました。
このうち「高齢者・障がい者福祉」のグループでは、生徒たちが「一人暮らしの高齢者への特別なサポートはありますか」「高齢者向けの講座や教室はどこで開かれていますか」などと質問していました。
また、「防災・防犯・交通安全」のグループでは、市の担当者が生徒たちに市の「ハザードマップ」を渡し、「ふだんから命が助かる方法を考えておいて」などと話していました。
男子生徒は「ハザードマップで、自分の住んでいる地域も大変な被害の可能性があると分かり、素早く避難できるようにしておくことが大切だと思った」と話していました。
女子生徒は「高齢者や障がい者の人たちが取り組みやすい活動を取り入れてほしいと思った。私たち自身が地域の人たちに優しく接することから始めたい」と話していました。