佐賀市 80代男性のマイナンバーカード申請書類 紛失

佐賀市は、氏名や住所などが記載されたマイナンバーの申請書類1人分を紛失したと、発表しました。
現時点で、個人情報が流出した形跡はないとしています。

佐賀市によりますと、今月17日、市内の80代の男性から「ことし4月にマイナンバーカードを申請したあと、カードの交付通知書が送られてこない」と、市に申し出がありました。

市で調べたところ、この男性は支所の窓口で申請を行い、申請書は支所から市役所の市民生活課に届いたとする記録はあったものの、原本や写しは保存が確認されず、専用の端末でも男性からの申請は確認できなかったということです。

このため、佐賀市ではこの男性からの申請書は紛失したものと判断し、今月17日に市の担当者3人が男性の自宅を訪れて謝罪するとともに、改めてマイナンバーカードの申請手続きを行ったということです。

申請書類には、氏名と住所、生年月日や顔写真などの個人情報が掲載されていますが、佐賀市では現時点で外部に個人情報が流出した形跡はないとしています。

佐賀市では、住民からの申請に関する書類については、取り扱いを複数の職員で行い、確認を徹底することなど再発防止に努めるとしています。